2019年センター試験所感_数学
更新日:2022年5月23日
こんにちはOne Bridge アカデミーです。
今年もセンター試験の本試が終了しましたね。
皆さん結果はいかがでしたでしょうか。
各予備校がセンターリサーチを行っていますので、それを利用する人が多いかと思います。判定を受けて今後の受験戦略を練っていきましょう。
さて、今年のセンター試験の数学に関して簡単に所感を書きたいと思います。
◎IA
[大問1]典型的な出題で、難度も低かったと思います。
[大問2]図形と軽量については近年で最も易しいレベルです。データも例年より点数が取りやすいと思います。分散の2通りの求め方(特に「2乗の平均-平均の2乗」)は必ずおさえておきましょう。当塾の生徒も最後の最後に確認していて正解しました。最後の問題は難しいので分かる人だけ時間をかけましょう。
[大問3]少し珍しい形の出題でした。センターの対策を過去問のみで対応してきた人にとっては苦しい問題だと思います。最悪逆算的に確立を求めてから、pで表すという手段で点数を確保しましょう。国立大の二次試験や、私大の一般受験用に数学を勉強してきた人にとっては、ニヤリといった感じですね。
[大問4]センターの整数は不定方程式を中心に出題されますので、前半は問題ないかと思います。この大問も最後の問題が難しかったと思います。前半とのつながりを意識できるかですね。
◎ⅡB
[大問1]典型的な出題で、易しかったと思います。誘導が丁寧ですのでそれにそのまま従いましょう。
[大問2]後半におけるグラフの設定がやや複雑です。誘導が丁寧で計算量も多くありませんので、落ち着いて解くことが大切です。ヌネはx=bでグラフCと接していることを考えられるとあとはボーナス問題です。
[大問3]やや難しかったと思います。最初の方でつまる人もいたのではないでしょうか。後半は漸化式を自ら導く問題でやや特殊ですが、センターの数列は典型パターンのみで構成されることが少ないのでそれに備えてしっかりと学習する必要があります。
[大問4]やや易しかったと思います。少し図形的な捉え方が必要ですが、例年と比較して計算量が少なく、誘導も丁寧です。
以上となります。
いよいよ大学入試が始まりましたね!
これから皆さん体調を崩さないよう頑張っていきましょう。